コラム「紅芋の収穫時期による特性の違いって?」
お客様:「紅芋は1年中採れるんですか?」
SF:「はい、採れます!」
紅芋は1年中採れるの?という質問をいただきます。
通常、沖縄以外ではサツマイモなどの”かんしょ”は春に植えて10~12月に収穫します。
久米島では1年中収穫しています。
大きくは、3期に分けていて
春植え 3~5月
夏植え 6~8月
秋植え 9~11月
です。時期をずらして植え付けを行い、収獲時期もずらすことで1年中収穫ができます。
収穫までの期間はおよそ5か月から8か月です。

では、
紅芋の植え付け時期で特性が変わるのか?
これから紅芋を食べてみよう、紅芋を材料にしたいと考えていただいている方は参考にしてください。
沖縄は、1年を通して温暖に感じますが、やはり寒い時期や台風や雨の少ない時期もあるので植え付け時期による特性の違いを紹介します。
春植えについて
・単位収穫量が多い
・品質が安定している
夏植えについて
・紫色が濃くなる。(アントシアニンが豊富)
・冬の12月~3月時期の収穫が可能
・台風、干ばつなど気象条件の影響を受けやすい
秋植えについて
・寒い時期を越えるので芋の糖度が上がる。柔らかい。
・植え付け時期に台風や干ばつの影響を受けやすい
・1月、2月は最も寒く芋が肥大しないため、春夏植えより2か月以上収穫まで時間がかかる
・3月以降は雑草が多くなる
1年中収穫できる紅芋も、収獲時期により、それぞれの特性が出てくるので
紅芋を食べる時に少し思い出してみてください。

スイートフーズでは、久米島の自社農場と契約農家で収穫した紅芋を使用して、
原材料となる
「紅芋ペースト」
「紅芋パウダー」
「ダイスカット」の生産加工も行っております。
また、直接紅芋を手に取って楽しんでいただくために
「焼き芋」
「干し芋」などの製品もございます。
是非、久米島の紅芋をおたのしみください。
